Day 2 Joshua Tree National Park


朝早く起きて軽い朝食をとり、いざJoshua TreeNational Parkに出発です。
ここはロサンゼルスに住む人なら1度は訪れるような場所です。
不確かですが、ロス市内から行ける国立公園としては最も近いものの1つだと思います。
この公園は3,193km2の大きさがあり、東西に長く、2つの砂漠をまたがっています。
東側には標高が低めのColorado Desert、西側は標高が高く、やや涼しいMojave Desert。
それぞれの場所によって景色はもちろんのこと、気候の違いにより植生も異なるため、2つの景色を楽しむことができます。
Joshua Tree National Parkの詳しい地図はここからダウンロードして見ることができます。


 この公園の名前にもなっているJoshua TreeはMojave砂漠のほうに生息しています。
 Joshua Treeはとても不思議な形をした木です。
 その姿からサボテンの一種に思われることもあるようですが、ユリの仲間らしいです。


 Joshuaという名前の由来は、モルモン教徒がこのエリアを通った際に、
 空へと向かって伸びていく木の様子が聖書に出てくるヨシュアが天に向かって祈る姿と
 重ね合わせたことから付いたと言われています。


 その後にはJohn Fremontというアメリカ西部の探検家に「植物界の中で最も不快な木」とまで
 言われてしまうのですが、それはJoshua Treeがどれだけ異例でユニークなものであるかを
 物語っていることとして今でも言い伝えられているようです。

 またJoshua Treeには年輪がないため、正確に木の年齢を特定することが大変難しいそうですが、
 多くの生物学者がおよそ500〜900年と推定しています。

 まず公園のエントランスにて公園内のパンフレットと地図、
 そして公園などにまつわる話などを聞きます。


 アメリカの国立公園の設備はとてもしっかりしています。


 パークレンジャーという、制服を着た人たちが、どんな質問にでも答えてくれますし、
 それぞれの観光できる時間によっておすすめのルートなどを教えてくれます。


 また公園内の舗装された道はロス市内では見たことないほどの、凸凹の全くないきれいな道路です



私達の入ったWest EntranceはMojave Desertエリアにあたるので、Park Boulevardを少しドライブすると
道の両側にずらっと並ぶJoshua Treeを早速一望することができます。
Palm Springsからこの公園まで全くこの木を見かけることはなかったのに、なぜ急に?と思うほど、
突然Joshua Treeの姿が見えたかと思うと、そこからずっとずっと続くのです。
この自由奔放に上へ上へと伸びている様は確かに今まで見たものとは違い、私にはとてもかわいらしく見えます。

この奥にあるちぃさーい黒の点々、
全部Joshua Treeです。
そして見ての通り、
砂漠のど真ん中です。

公園内にはいくつもの散歩ルートがあり、エリア内の見晴らしの良いポイントなどをちゃんと分かるように車を停めて、
歩いて確かめられるようになっています。
  こんな感じに小石が並んでいて、
  これに沿って歩けば迷わないのです。

そこには、いろんな形のJoshua Treeも見ることができ、
不思議な植物も見られます。ブルーベリーに似ているような、それは、硬い硬い実。
 なんなんでしょう。。。?
車に戻り、道を進みつつ、ところどころ止まっては写真を撮り、

そして、この木の群集を抜けると、今度はまた突如に大きな岩でできた丘がどんどん見えてきます。
どこを見渡しても、ごろごろ、ごつごつと言った感じ。



実はJoshua Tree National Parkはロッククライミングとしても人気のある場所です。
元々はヨセミテやシエラネバダ山脈などでロッククライミングをしている人たちが冬場に積雪により練習が中断してしまうため、
ここが使われるようになったそうです。でも、今ではこのユニークな岩が人気を呼び、一年中を通して登っている人たちがいるそうです。


また、ロッククライミングができなくても、自力である程度上のほうまで登れる岩もたくさんあります。
私達もここで一旦車を停めて、登れそうな岩を探します。
  
 両側を岩に囲まれたところをくぐり抜けて、、         これは明らかに無理。                    これ位は、大丈夫、、かな?

まわりの観光客も各々気に入った岩を登るので、一つの岩に人が集中することもなく、
自分のペースで好きなところで立ち止りながら登ることができます。

そして、上からの景色もまた楽しいんです。遥か地平線まで続く公園の景色、岩々から覗くJoshua Tree、
この不思議な組み合わせがとても美しい景色をつくりあげています。


↓隣で登っていた家族。岩のてっぺんでしばし休憩。


岩の上で一休みをして、また車に戻ります。
この岩のエリアの間に南へと向かう道があり、しばらく進んでいくとKeys View へつきます。
ここは、公園内で最も標高の高いビューポイント。公園内の砂漠はもちろんのこと、ときにはSalton湖や奥に続く雪のかぶった山脈、
そしてメキシコまで見えることがあるそうです。

私達が訪れたときは晴れていたのですが、先は余り見えませんでした。
それでも、さきほどのjoshua treeと岩の群集がうそだったかのようなこの景色。
ここで、私達はお昼休み。ホテルからもってきた、サンドイッチとフルーツを食べ、しばし日向ぼっこ。
山の上なので、風も吹いてここはちょっと寒いくらい.でしたが。


風景を目に焼き付けた後は、また車で走ります。先程来た道を戻り、南東へとPark boulevardからPinto Basin Roadへと進んでいきます。

↑詳しくは地図をクリック

ここから標高は徐々に下がっていき、MojaveからColorado砂漠へと変わります。ここでJoshua Treeと岩ともお別れ。
突如に現れて、延々と続いているはずだったのに、これもまた突如に姿を消していきます。


そして、新たに現れたのが背の低い植物で、 creosote bush、ocotillo、cholla cactusなどがあります(ガイドブックなどを参考にしながら
見ると分かりやすいかと思います)。

このエリアで最も有名なのはCholla Cactus Garden。
サボテンの一種で、Joshua Treeに負けず劣らず不思議な形をしているCholla Cactusを見渡せる場所です。



ガーデンと名前にはありますが、誰かが植えたということではなく、自然にここに集まって生息しているそうです。

さっきの場所と何が違ってここにしか生えていないのかさっぱり分かりませんが、植物の生きる強さだったり、自然の仕組みって
本当にただただすごいなと感じます。

ここにもChollaの群生の中を歩けるトレイルがあり、間近でその形や色を観察することができます。
こんなににょきにょきと生えています。

  ここからも、にょきにょき。
         こっちからは一斉に!
  そして、こんな背の高いものも
とても楽しくて、一見ふわふわしてそうなこのサボテンですが、
入り口に注意書きがあります。これ触るとかなり危険だそうで、絶対に触らないようにとのことです。


先程の岩場もそうですが、こっちではどんなに危険な場所でも無理に手すりやロープだったり網やガラスなどをはって近づけないようにする
ことはありません。
個人個人が自分達で責任を負いながら活動すること、それがルールです。
見た目にも、この方がきれいですし、何が危険か、そして何をしてよくて、よくないのか自分たちで判断を任せられていることは
とても良いことだと私は思います。

  これで、簡単にですが、Joshua Tree National Parkを一周。


  トレイルをじっくり周ったり、途中で休みなどを入れたりしていると結構時間が経つものです。


  夕日が沈み始めたところで、Palm Springsのホテルへと戻り、翌日はロスの我が家へと帰ります。


余談ですが、Joshua Tree National Parkからロスへ戻った後、何気なくテレビドラマなどを見ていると、
何度となくこの公園が出ていることに気づきます。
砂漠、メキシコとアメリカの国境、ロッククライミングなど様々なシーンでここが使われていたんだと妙に納得。

その度に、この場所を知っている、行ったことがあると自己満足に浸り、この旅をまた思い出す。
旅行は終わってしまっても、こうやってまた楽しめるものだなと思う瞬間です。
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