■ DAY 2 

鎌倉で朝を迎える。陽射しが明るく柔らかい。
広いルーフテラスを囲むのはなだらかな山。そして大船の町が下の方に広がっています。
家は、北鎌倉と大船の中間辺りに位置していて、丘の斜面に建っているのです。
←こちらは夏のワンシーン。
広いので子供達はサッカーなどして遊べます

山に囲まれているわ、安全だわで
かなり良い環境。


夏の夕暮、ランタンに灯をともすと良い感じ。
暑かったので、室内から眺めましたが・・・
春、ここでワインでも飲みたいです。
  今回ここでは長男七五三姿のミニ撮影会。
時代劇の主役のつもりか、ご満悦。

父子3人で山(?)の散歩もしてきました。
「すっごい崖っぷちがあったの!」 本当かな? 

ちなみに朝食は、釣ったイワシを唐揚げにし、
お揚げとニラのお味噌汁に納豆とご飯。
純和食で満足ながらも、前日釣り反省会。

そして、楽しみにしていた
秋の鎌倉散策・・・

が、
すごい人!!
すごい渋滞!!
いわゆる行楽日和、
三連休だものねぇ・・・

思い描いていたプランは崩れ
とりあえず近くの円覚寺へ。
(夏もここを歩いたので、
ちょっと違うところを
考えていたわけです)

紅葉はまだなんとなく・・・で、見事という段階ではありませんでした。でもほんのり色づき始めている感じも良いもので、ぷらぷら進みます。

臨済宗円覚寺派の大本山。1282年、鎌倉時代後半に、北条時宗が中国より無学祖元禅師を招いて創建した円覚寺。
北条氏をはじめ朝廷や幕府の篤い帰依を受けたそうです。創建以来の七堂伽藍の形式が伝わっており、山門、仏殿、
方丈と一直線に並び、(法堂はありませんが)その両脇に右側、浴室、東司跡、左側、禅堂(選佛場)。

境内は、とても広い上、たくさんの人出。長男の見たい仏像は外からは見えない。
子供たちは飽きだして、なだめだり、抱っこしたり。・・・やれやれ、と手をひっぱります。

次に、竹林で有名な 功臣山 報国寺へ。
ここだけは絶対に行こうと決めていました。

臨済宗建長寺派の禅宗寺院(1334年)
足利尊氏の祖父、家時が開基し、
上杉重兼も創設に関わったそうです。
足利氏一族のお墓、岩肌をくりぬいた
横穴式墳墓(やぐら)でも知られています。

山門をくぐり、なだらかな参道に導かれ、階段を上り、
石庭を眺めつつ本堂の方へ歩いていきます。
万両、千両、百両、十両までが植えられていました。

無数の供養塔に少々圧倒され、本堂にたどりつく。横には萱葺きの鐘つき堂。
料金を払って、奥の竹林へ。

木漏れ日が差し込み、独特な静けさ。
空高く伸びた孟宗竹、所々灯篭や石塔が立っています。 
なんとも言えない緑色。 隙間から入り込む光。 静寂の中にかすかな空気の揺れ。 すーっとします。

この地域の山あいの音なき音を、川端康成が「山の音」と表現したそう。
昔に読んだ「山の音」!? 東京に戻って本棚から再び取り出しました。確かに鎌倉が舞台。
登場する家族全体の雰囲気が印象に残っているだけで、場所は覚えていませんでした。
もう一回読んでみよう。
 (松本清張の「球形の荒野」に影響を受け、奈良・飛鳥のお寺巡りをしたことのある単純な私。
  期待したミステリーには遭遇しなかったけれど)


奥には休耕庵(お茶席)。竹の合間からこぼれる光の中で、お庭を観ながら お抹茶をいただける幸せ。
「いざ鎌倉」とはせ参じた武士たちに思いをよせ、鎌倉の歴史を感じてみたり・・・

心安らぐ静かな場所・・・のはずでしたが、美味しいネ!と息子達に落雁もお抹茶も半分は奪われ、なんだかちょっと違ったかな?
折り紙やお絵かきを始める子供達の横で少したたずみ、再び来た道をのんびり戻りました。

竹を描く人は数多いけれど、私はなんとなく福田平八郎の描く竹を思い出しながら歩いていました。
そういえば、美術のクラスで墨絵の時間があり、竹を何本も描かされたことがあったなぁ。確かに絵になる世界です。来てよかった・・・

出たら、お腹がすいていました。
段葛こ寿々でお蕎麦とわらび餅を食べたいという当初の思いは諦めて(とっても混んでそう!)
近くのちくあんさんへ。ごぼうせいろと鴨せいろをいただきました。なかなか美味しかったです。

大船の商店街を通って買い物をし、rieの家に帰りました。

鎌倉には歴史あり、文化あり、自然あり、そして美味しいものありで何度でも行きたい...。
いつも平日中心に行っていたので、今回はすごい人出にびっくりしました。

子連れでは行かれないという長谷のイタリアン・・・も、きっといつか行きたいし
これからも度々訪れることになりそうです。

rieのリビングから観る満月は白く光っていました。    
       (おわり)

                                                 

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